ZS-V500/ZP-V500 : 特徴
Zabbix 5.0搭載アプライアンス
Zabbix 5.0を搭載し、Zabbix 4.0と比較して以下のZabbixの最新機能を利用できます。より効率的に監視設定を行うことができ、監視システムの構築と管理コストを削減することができます。
- 新しいWebインターフェースのメニューデザイン
- Webhookによる障害通知
- 監視データのチェック機能や変化のないデータの破棄
- 監視データ収集のテスト機能
- ホストとテンプレートレベルのタグ
- 新しいエージェント
オールインワン監視ソリューション
Zabbix 5.0 のすべての機能を利用できることに加え、データベースや OSに最適なチューニングを行い安定 して利用できるようにセットアップ済みのため、容易に監視システムを構築することができます。Zabbix社がこれまでに培ってきたシステム監視の技術と経験を投入し、Zabbixによる監視をスムーズかつ安定して行えるよう、周辺ソフトウェアも含めてセットアップ済みの状態で監視をすぐに始めることができます。
また、Zabbix Enterpriseカスタマーポタルにてソフトウェアアップデート、追加ソフトウェアの提供、保守サポートを一括して提供し、長期間に渡って監視システムを安定維持するためのソリューションを提供します。ソフトウェアアップデートはOSおよびZabbixを含めた検証済みのソフトウェアを本機より一括でダウンロード、インストールすることができ、長期に渡り監視システムの安定した運用をサポートします。
簡単なインストール
ovaファイルをダウンロードして仮想環境へインポートするのみでセットアップが完了します。OSやZabbixをインストールする必要があるだけでなく、MySQLのパーティショニングやSNMPトラップを受信するための設定なども実施済みの状態ですぐに監視を始めることができます。
容易な管理
OS, Zabbixを含めたファームウェア管理によりシステムを一括でアップデートを行うことができます。オンラインアップデート機能やファームウェアの世代管理機能も有しておりアップデートを容易に行うことが可能です。
また、システム設定やZabbixの監視設定のバックアップ機能を内蔵し、システムを含めた設定のバックアップ、設定間違いやハードウェア障害からの復旧、同一設定の監視サーバーの複製を容易に行うことが可能です。
システムと監視設定のバックアップ機能
Zabbix 設定バックアップツールを同梱し(※1)、監視設定を容易に行えるだけでなく、定期的なバックアップを世 代で保存し、管理 eb インターフェースからダウンロードする機能を搭載しています。これにより、監視設定 の間違いやハードウェア障害からの復旧、同一設定の監視サーバーの複製、アクティブ-アクティブ構成の 際の設定同期を容易に行うことができます。
また、システムの設定もコマンドから実施することができ、ハードウェア故障時などの以降や以前の設定へ の復元が容易に行えます。システムのファームウェアは 5 世代まで管理することができ、アップデートや過 去のバージョンへの戻し作業も容易に行えます。
(※1) 設定バックアップツールはZS-V400のみ利用できます。利用にあたってはサポート情報をアプライアンスに登録し、オンライン登録を行う必要があります。
アクティブ-アクティブ構成に対応
同梱の設定バックアップツールを利用して、複数台の監視サーバー間で設定を同期することができます。 設定同期のためのスクリプトも同梱し、容易に監視サーバーの冗長構成を構築することができます。
システム管理Webインターフェース
システムの稼働状況の確認やサポート情報の取得、ネットワークの設定、ファームウェアのオンラインアップデートを行うことができる専用のWebインターフェースを備え、Linux OSを操作することなくシステムの管理を行うことが可能です。