Zabbix Enterpriseユーティリティ
Zabbix Enterpriseユーティリティは運用やサポート、アプライアンスの管理に利用できる様々なツールが含まれています。
Zabbix EnterpriseユーティリティはZabbixのLTSバージョンごとに動作確認を行っています。ポイントリリースについては、対応していない場合や動作確認を行っていない場合があります。
アプライアンス製品にはあらかじめZabbix Enterpriseユーティリティがインストールされています。
主な機能
Zabbix Enterpriseユーティリティでは以下の機能を提供しています。
- 設定バックアップ/冗長化
- 障害イベント管理
- ヒストリ/イベントデータのエクスポート
- アイテム情報管理
- サポート情報取得
機能概要
設定バックアップ/冗長化
Zabbix設定バックアップツールは、Zabbixのデータベースから監視設定のみを抜き出してバックアップ、リストアすることができます。データベース全体のバックアップを取得することに比べてバックアップ量を削減できるため、効率的に設定のバックアップを取得することが可能です。
詳細はZabbix設定バックアップツールを参照してください。
また、Zabbixサーバーのアクティブ-アクティブ構成では監視設定の追加変更時に双方のZabbixサーバーに同様の監視設定を行う必要があります。Zabbix設定バックアップ同期ツールを利用し、監視設定の同期を自動化することが可能です。
詳細はZabbix設定バックアップ同期ツール(Zabbixサーバーのアクティブ-アクティブ冗長化)を参照してください。
障害イベント管理
現在発生中の障害イベントが保存されているデータベースのproblemテーブルの確認および管理を実施することができます。
- 復旧せずに残っている障害イベントの確認
- 削除済みトリガーに紐付く不要なイベントの確認
- トリガー単位での障害イベント強制削除
problemテーブルに障害イベントが多数残存し、Zabbixサーバーの処理に影響している場合は、不要な障害イベントを強制削除することで処理負荷の軽減を図ることができます。
利用方法についてはドキュメントを参照してください。
ヒストリ/イベントデータのエクスポート
コマンドラインからヒストリやイベントをCSV形式でエクスポートできます。
詳細は以下のページを参照してください。
アイテム情報管理
コマンドラインからアイテム設定の取得および一括更新を行うことができます。
- アイテム一覧の取得(フィルタ条件指定可)
- アイテムキーのパラメータの一括変更
- 監視間隔、ヒストリ/トレンド保存期間、ステータスの一括更新
これにより、複数アイテムに対する設定変更や、Zabbix 6.0以降で利用できなくなったポジショナルマクロの置き換え対応といった作業を効率的に実施できます。
設定変更時には更新内容を確認したうえで適用することができるため、多数のアイテムに対しても安全かつ効率的に設定を反映できます。
利用方法についてはドキュメントを参照してください。
サポート情報取得
サポートへのお問い合わせの際に、Zabbixのログやシステムログなどを一括で取得し、1つのファイルとしてまとめることができます。
サポート情報ファイルにはOSのCPU・メモリ情報、Zabbixサーバーの設定情報、Zabbixのログファイルなど、調査に必要な情報が含まれます。サポート情報ファイルをご提供いただくことで、状況の把握や原因の切り分けを迅速に行うことができ、より円滑な調査および早期解決につながります。
利用方法についてはドキュメントを参照してください。