PHPの脆弱性(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)に関するZabbixへの影響について

概要

PHPについて、以下の重大な脆弱性が公開されております。

Zabbixへの影響

本件はZabbix固有の脆弱性ではなく、PHPに関する脆弱性となります。
ただし、Zabbix WebインターフェースはPHPを利用して動作しているため、利用しているPHPのバージョンや構成によっては影響を受ける可能性があります。
そのため、Zabbixのバージョンにかかわらず、Zabbix Webインターフェースを利用している環境が対象となります。

ソフトウェアとしてZabbixサーバーをインストールしている環境への影響および対応

ソフトウェアとしてZabbixサーバーを構築している環境につきましては、PHP提供元またはOSベンダーより提供される修正済みパッケージを適用してください。

修正済みパッケージを直ちに適用できない場合は、暫定回避策としてZabbix Webインターフェースの停止をご検討ください。
Zabbix Webインターフェースを停止した場合、Webインターフェースからの監視状況の確認、設定変更、およびZabbix APIの利用はできなくなりますが、Zabbixサーバーによる監視処理および障害通知は継続して動作します。

Zabbix Enterprise Appliance ZSシリーズへの影響および対応

ZSシリーズは本脆弱性の影響を受けます。
根本的な対策としては、本脆弱性に対応したファームウェアへのアップデートが必要となります。
現在、本脆弱性に対応したファームウェアは未リリースですが、早期に提供できるよう対応を進めております。
修正済みファームウェアを適用できるまでの間は、暫定回避策として、以下のコマンドによりZabbix Webインターフェースを停止してください。

sudo systemctl stop nginx php-fpm

Zabbix Webインターフェースを停止した場合、Webインターフェースからの監視状況の確認、設定変更、およびZabbix APIの利用はできなくなります。
一方で、Zabbixサーバーによる監視処理および障害通知は継続して動作します。

Zabbix Enterprise Appliance ZPシリーズへの影響および対応

ZPシリーズではPHPを利用していないため、本脆弱性の影響は受けません。

今後の対応について

本脆弱性への対応状況に変更があった場合は、改めてご案内いたします。