Integrated Viewer for Zabbix
ソリューション概要
「Integrated Viewer for Zabbix」(略称:IVZ)は、Zabbixをベースに機能追加(アドオン)した統合監視ツールです。
- 日本での運用ニーズに沿った統合監視ビューアを搭載。
- WMI、SSHによるCPU/ディスク/メモリ等のエージェントレス監視。
- ログ監視での通知不要な文字列、イベントID等の指定を簡単に実現。(ログ監視の静観設定)
- グラフ、データを含む日次、月次レポートをエクセルに簡単出力。
- 英語化対応版のリリースにより、海外での運用・監視にも対応。
- 世界初のIBM i版「Zabbixエージェント」により、IBMiとオープン系サーバーの統合監視を実現。(オプション)
- AWS監視テンプレートにより、AWSの各種サービスの監視を実現。(オプション)
統合ビューア
様々なOS・環境・機器を一元監視する統合監視ビューアを搭載。
「Zabbixをより使い易く」をコンセプトに、バージョンアップを続けています
「イベント監視」画面(掲載例:デスクトップ版)
- イベント監視画面では発生したイベント一覧を表示します。
- チェックボックスによるインシデント管理や、表示フィルターを利用したイベントの絞り込みが可能です。
- 重大度や対処状況に応じてフレキシブルに表示カラーの設定も行えます。
「マップビュー」画面(掲載例:Web版)
- マップビュー画面では画面上部にマップを、画面下部にマップに配置されているアイテムに紐づくイベント一覧を表示します。
- 障害が発生しているアイコンは点滅する為、直感的に障害の発生を確認できます。
「除外条件設定」「ログ監視除外設定」画面
- ログ監視を設定する際に除外条件設定画面、ログ監視除外設定画面を利用すれば、Zabbixでは複雑なトリガー条件式を設定する必要があった、文字列、イベントID、ソース、深刻度を指定しての除外設定が簡単に登録できます。
- ログ監視除外設定画面では、ログ監視アイテムと除外条件設定画面で登録した条件を組み合わせ、トリガーを作成することができます。この機能を利用れば、除外条件を多く含む複雑な条件式を記述する必要もなく、簡単にトリガーを作成することができます。
「レポート出力」画面
- レポート出力画面では任意のアイテムの収集データをExcelファイルに出力することが可能です。
- 日次、月次レポートの作成が可能で、出力設定を保存しておくことも可能です。
オプション機能
IBM i監視
- 世界初のIBM i(AS/400)版Zabbixエージェントです。
- IBM iのリソース/メッセージ/ジョブ死活監視が可能です。
AWS監視テンプレート
- AWS監視テンプレートにより、 AWSを含むハイブリッド環境運用効率化を実現します。
- 以下の機能を実装しています。
1)CloudWatchメトリクス監視
2)AWS各サービス課金情報監視
3)AWSサービス稼働状況監視
4)Amazon EC2 AutoScaling自動監視
5)Amazon SNSイベント情報監視
6)AWS Lambda連携による運用自動化 -
特にご要望の多い、CloudWatchメトリクス監視では、以下の情報を取得できます。
EC2、RDS、EBS、Elastic Load Balancer、Application Load Balancer、CloudFront、ElastCache
ジョブ管理
統合運用ソリューションとして、ジョブ管理ツールもご用意しています。
- 開発元は、ソフトバンク株式会社です。
- メジャーな商用監視ツールからの移行を考慮して開発されたジョブ管理機能(スケジューラー)です。
- 商用監視ツールの機能を何らかの手段で代替できるように設計されています。
- わかりやすいライセンス体系で、エージェントは低価格(商用監視ツールと比較して約、1/4~1/10以下)です。エージェントの数が増えるほど、運用コストの差は拡大していきます。