ZS-7700: 特徴
Zabbix 7.0 LTS搭載アプライアンス
2024年6月にリリースされた最新版のZabbix 7.0 LTSを搭載した物理アプライアンスです。
より効率的に監視設定を行うことができ、監視システムの構築と管理コストを削減することができます。
オールインワン監視ソリューション
長期サポート版 Zabbix 7.0 LTSのすべての機能を利用できることに加え、データベースや OSに最適なチューニングを行い安定 して利用できるようにセットアップ済みのため、容易に監視システムを構築することができます。Zabbix社がこれまでに培ってきたシステム監視の技術と経験を投入し、Zabbixによる監視をスムーズかつ安定して行えるよう、周辺ソフトウェアも含めてセットアップ済みの状態で監視をすぐに始めることができます。
また、Zabbix Enterpriseカスタマーポータルにてソフトウェアアップデート、追加ソフトウェアの提供、ハードウェアを含めた保守サポートを一括して提供し、長期間に渡って監視システムを安定維持するためのソリューションを提供します。ソフトウェアアップデートはOSおよびZabbixを含めた検証済みのソフトウェアを本機より一括でダウンロード、インストールすることができ、長期に渡り監視システムの安定した運用をサポートします。
中小規模向け高信頼性・高パフォーマンス監視アプライアンス
アプライアンスのベースとして小型・省電力な1Uハードウェアを採用しています。ディスクを2台搭載しRAID構成を行なっており、ディスク破損の際も継続して動作が可能です。
また、Zabbix専用機としてOSおよび各種ソフトウェアの最適化を行い、小型ながらおよそ1000監視対象(※2)までのシステムを監視することができ、中規模向けの監視アプライアンスとしてLinux、UNIX、Windows各種サーバー、ネットワーク機器の監視を一元的に行うことができます。
容易な管理
OS、Zabbixを含めたファームウェア管理によりシステムを一括でアップデートを行うことができます。オンラインアップデート機能やファームウェアの世代管理機能も有しておりアップデートを容易に行うことが可能です。
また、システム設定やZabbixの監視設定のバックアップ機能を内蔵し、システムを含めた設定のバックアップ、設定間違いやハードウェア障害からの復旧、同一設定の監視サーバーの複製を容易に行うことが可能です。
システムと監視設定のバックアップ機能
Zabbix設定バックアップツールを同梱し、監視設定を容易に行えるだけでなく、定期的なバックアップを世代で保存し、システム管理Webインターフェースからダウンロードする機能を搭載しています。これにより、監視設定の間違いやハードウェア障害からの復旧、同一設定の監視サーバーの複製、アクティブ-アクティブ構成の際の設定同期を容易に行うことができます。
また、システムの設定もコマンドから実施することができ、ハードウェア故障時などの以降や以前の設定へ の復元が容易に行えます。システムのファームウェアは5世代まで管理することができ、アップデートや過 去のバージョンへの戻し作業も容易に行えます。
アクティブ-アクティブ構成に対応
同梱の設定バックアップツールを利用して、複数台の監視サーバー間で設定を同期することができます。 設定同期のためのスクリプトも同梱し、容易に監視サーバーの冗長構成を構築することができます。
システム管理Webインターフェース
システムの稼働状況の確認やサポート情報の取得、ネットワークの設定、ファームウェアのオンラインアップデートを行うことができる専用のWebインターフェースを備え、Linux OSを操作することなくシステムの管理を行うことが可能です。
Zabbix入門トレーニングによる導入の支援
本製品を利用した監視システムの円滑な構築を支援するため、本製品をご購入頂いたお客様はZabbix入門トレーニング(通常18,000円(税抜))に無料でご参加頂けます(※3)。本トレーニングでは操作概要や監視設定の追加、障害通知、グラフ表示設定などZabbixの主要機能の基礎的な利用方法を、実機を利用して半日で習得することができます。
Zabbix入門トレーニングの詳細は以下を参照してください
(※2) 20,000監視項目、5分間隔の監視の場合。1監視対象あたり100監視項目としてパフォーマンス測定(ただし、ログ、SNMPトラップ監視および暗号化通信を含まない 。)
(※3) ご購入1台につき1名様のご参加となります。