ZS-5200用アップデートパック1のリリース

ZS-5200用のアップデートパック1を公開しました。

アップデートパック1にはこれまでにリリースした以下の修正に加え、OSの累積的なセキュリティ修正が含まれています。

アップデートパック1を適用することにより、Zabbixに関する累積的な問題の修正が行われ、その他にもパフォーマンス改善、メモリ使用量の削減、アプライアンスの安定性向上、突然の電源断時のデータの耐障害性の向上が行われます。

過去のZS-5200の修正リリースの一覧はこちらからご確認頂けます。

アップデートパック1に含まれるZabbix関連パッケージ

OSのセキュリティ修正

  • bind9-host
  • curl
  • dnsutils
  • gnupg
  • gpgv
  • isc-dhcp-client
  • isc-dhcp-common
  • libbind9
  • libcap-ng0
  • libcurl3
  • libdns69
  • libgcrypt11
  • libgnutls26
  • libgssapi-krb5
  • libisc62
  • libisccc60
  • libisccfg62
  • libk5crypto3
  • libkrb5-3
  • libkrb5support0
  • liblwres60
  • libmagic1
  • libperl5.10
  • libssl0.9.8
  • libx11
  • libx11-data
  • libxcb1
  • libxml2
  • perl-base_5.10.1

インストール方法

アップデートパックはZS-5200の初期状態、もしくはこれまでにリリースされたアップデートを適用した場合でも利用することができます。

下記ダウンロードリンクからzs5200u1.tar.gzをダウンロードし、scpやsftpなどを利用してアプライアンスの任意のディレクトリに転送します。

転送したファイルを展開したディレクトリに移動し、update.shを実行します。アップデート処理中にはMySQL、Zabbixサーバー、Zabbixエージェントの再起動が自動的に行われます。

$ tar zxvf zs5200u1.tar.gz
$ cd zs5200u1
$ sudo ./update.sh

アップデート処理が進行し、以下の出力があればアップデートは完了です。

Update completed.

アップデートが問題なく終了し、ZabbixプロセスやWebインターフェースの動作が問題なく行えることを確認したら、以下のコマンドを実行してシステム領域を保存してください。下記savesystemコマンドを実行する前にアプライアンスを再起動するとアップデート前の状態に戻ります。

sudo savesystem

ダウンロード

  • zs5200u1.tar.gz